"データベースは結論を出せないんだ"について考えたこと
"データベースは結論を出せないんだ"
これは、米澤穂信さんの古典部シリーズの登場人物の福部里志のセリフです。知っている人も多いでしょう。
でも、僕は福部里志がこのセリフを言うたびに疑問があったのです。
なぜ里志はこうもかたくなに自分で結論を出そうとしないのだろう?
だって、福部里志の人物設定上、里志はいろいろな知識が豊富です。たくさんの知識を持っていながらなぜ結論を出さないのだろうか。
そして、僕は福部里志は本当はこういいたかったのではないだろうかと考えました。
"データベースというだけでは結論を出せないんだ"
つまり、里志は知識があるだけではどうにもならないんだよ、ということを言いたかったのではないかということです。そして、本当に大切なのは知識を持っていること、知識をインプットすることではなく、それをどう使うか、どうアウトプットするかなんだと。
これは、我々現代人への忠告とも取れる気がします。学校の制度上、小、中、高校とひたすら様々な知識をインプットさせられます。しかし、それをアウトプットしているでしょうか?確かに、テストというものは存在しますが、あれはアウトプットというよりもインプットの補助材料のような気がします。
僕自身、知識をインプットするのが大好きです。普通の人が知らないようなことを知っているとそれだけで楽しいからです。しかし、それは適切にアウトプットできているかはとても怪しいです。
これからは、知識のアウトプットというものがどのようなものかを考え、実践していけたらと思います!
以上、"データベースは結論を出せないんだ"について考えたこと、でした!