難しい本ほど速く読むべし
この前、ツァラトゥストラはこう言ったというニーチェが書いた本を読みました。
しかし、前知識0で読んだため、正直あまり意味が分かりせんでした。
それでも最初は一文一文をしっかり読んでいました。
しかし、如何せん何を言ってるのかよくわからない。
そこで、思い切ってページをめくる速度を上げてみました。
すると、不思議なことに、初めよりも意味が少しわかってきたのです。
その理由を考えました。
ゲシュタルト崩壊という言葉をご存知でしょうか。文字をじっと見ているとその文字が何なのかわからなくなるという現象です。これが、文字ではなく文にも応用できるのではないかと考えました。文章というものは文の流れからできています。だから、その一文一文が何を言っているかよくわからなくても、流れが読めればその文章が大体何を言っているかわかると思うのです。
また、全くページが進まないのはとても大きなストレスです。ページをめくることによってもその内容を読み取ろうとする意欲が出てきます。
この二つの相乗効果で早く読むことは有効なんじゃないかと考えました。
難しくて読むのが止まっている本がある人はぜひ一度お試しあれ!